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【Cチーム】地区YL1部 第5節 vs. アローレ八王子

【試合結果報告】2025年6月14日(土)
地区ユースリーグ
大成高校サッカー部Cカテゴリー vs アローレ八王子 
 
6月14日(土)、大成高校Cカテゴリーは、地区ユースリーグにてアローレ八王子と対戦しました。 
 
前節からの準備期間は、わずか数日。
1週間もないタイトなスケジュールの中で、身体も心も簡単には整わない状況でしたが、それでも選手たちは一日一日を大切にし、目の前の試合に向けてできる限りの準備を重ねてきました。 
 
リーグ昇格の条件は「1位通過」のみ。
どの試合も勝利が絶対条件であり、一つのミス、一つの判断が結果に直結する厳しい戦いが続いています。
その中で迎えた今節。
「全員で、積み上げてきたすべてを出し切ろう」
それぞれがそれぞれの思いを抱える中、キックオフの笛が鳴りました。 
 
試合序盤から、大成は攻めの姿勢を崩さず果敢に前に出ます。
特に13番・鈴木(2年)は、相手の最終ラインを何度も突破し、前線で何度もチャンスを作り出しました。
しかし、ゴール前でのわずかな精度の差と、相手GKの好セーブにも阻まれ、なかなか先制点が奪えません。 
 
「決めきれないまま終わるわけにはいかない」
そんな思いで、後半に向けて気持ちをもう一度ひとつにします。 
 
ピッチに再び立つ選手たちの表情は、前半以上に引き締まっていました。
しかしその後半、状況はさらに厳しくなります。
大雨の影響でピッチは水を含み、ボールの跳ね方や走りにも大きな影響が出る難しいコンディションに。
それでも大成の選手たちは前に出る姿勢を貫き、ボールを追い続けました。 
 
しかし後半14分。
一瞬の守備の隙を突かれ、アローレ八王子に先制点を許してしまいます。
これまで守り続けてきた無失点記録が、ここで途切れました。 
 
それでも、下を向く選手はいませんでした。
「まだ時間はある」「自分たちのサッカーを信じてやり切ろう」
ピッチの中で声を掛け合い、何度も相手ゴールに迫りました。 
 
前線の選手交代をし、19番・大釜(1年)、3番・吉田(3)が後半もボールを追い続けます。ゴールの匂いは最後まで絶えませんでした。
しかし、あと一歩届かず――
試合はそのまま0-1で終了となりました。 
 
笛が鳴った瞬間、膝に手をついて崩れ落ちる選手、唇をかみ締める選手。
ピッチ上の選手だけでなく、この試合に関わった人全員から、この試合にどれだけの想いを込めて臨んだのかが、強く伝わってきました。 
 
全勝での昇格という目標は、ここで断たれました。
けれど、リーグ戦はまだ終わっていません。
今この悔しさにどう向き合うか、どう次に繋げるか。
この経験こそが、チームをより強くする力になると信じています。 
 
次節まで少し期間が空きますが、もう一度、自分たちのサッカーを見つめ直し、再び上を目指して進み続けます。
この敗戦を「終わり」ではなく、「通過点」にするために。
そして、どんな相手にも自分たちのサッカーを貫けるように。 
 
引き続き、応援してくださる皆さまのご声援が、選手たちの背中を強く押してくれています。
これからも、熱いご声援をよろしくお願いいたします。

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