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引退ブログ第四十一弾「ごめんなさいそしてありがとう」

こんにちは。
大成高校サッカー部 川邉陽斗です。
ただひたすらサッカーをしたくて入学したこの大成高校は僕にとって最高の青春でした。
1年の時はほぼ誰も知らなくて不安でいっぱいでした。
初めは一般組、推薦組とわけられて明らかに亀裂がありピリピリしてました。けど全員にサッカーが好きという単純に熱い気持ちがあり、
気づいたら全員がひとつのチームになっていました。
楽しく厳しく全力でサッカーと向き合っていました。
日々の練習が全部刺激でした。
当たり前のように朝毎日グラウンドに行き着替え練習をしてその後授業、その後は部活をして筋トレをする。
上手くいかなかった日は次の日に期待する。
その繰り返しでした。
2年の時から部活のトップチームに帯同させてもらいライバルであり親友である山本琉聖と切磋琢磨しながら日々を過ごしていた様々な試合を2人でゴールを守ってきました。
残留をかけたTリーグ最終節にゴールマウスを任せられ、
今でも思い出せるあのセービングは自分でも心が震えました。
試合が終わった時、当時のゲームキャプテンがこっちにきてありがとうと言ってくれた時は
このチームのゴールを守ってきて良かったなと思いました。
3年になりキャプテンを任せられました。
まぁ俺しかいないと思っていました。
これを自分で言えるのは自信があるからです。
誰に何を思われてもいいけど自分が自分を信じられなくなればそこまでだと思います。
自信っていうのは努力の数だけついてきます。
努力なしに結果はないです。
誰かの目に付くために努力するんじゃなく自分のためにひたすらサッカーと向き合っていました。
そしてその3年間の中にいろんなことがありました。
色んなことの中に悪いこともありました。
それのせいでただ楽しくサッカーをすることが出来なくなったり、何かもやもやに縛られながらサッカーをする時期もありました。
ずっと悩んでいました。
その期間何も楽しくなかったです。
みんな俺に頼るんじゃなく、自分でどうにかしてくれよと何度も思ったこともありました。
全員自分に矢印向けてくれって思ってました。
それ言う前に努力してるのかってずっと思ってました。
先程自信があるとか言ってましたがこの面に関しては、こんなことを思ってしまう時点で正直キャプテン失格です。
周りの環境に矢印を向けて自分が正しいと思うより自分に矢印を向けるタイプの人間がキャプテンをやるのはチームにとってはあまりよくなかったです。
環境は悪くないとは言ってません。
けどまず自分は?になってしまうのです。
何もしてやれなくてごめんなさい。
けどそれでもサッカーが好きだから少しでも早く楽しいサッカーをしたいという思いが強く、逃げることはなかったです。
きつく楽しくそれが高校生の青春だと思います。
それらのモヤモヤする時期がサッカーをしていたらとっくに忘れていました。
そしてTリーグも開幕し、
俺は俺がどこまで凄くなるのか楽しみでした。
去年試合に出れず体験することが出来なかった、
関東予選や インターハイは結果的に悔しかったですが、インハイの堀越戦はこれからも忘れないです。あの日は俺の日でした。
そんな自信の中夏に入り大怪我をしました。
手術は過酷
術後で全身麻酔が切れると痛さが絶望
寝れても1時間半
痛くてすぐ起きる。
生きた心地がしませんでした。
俺がこうしてる間にみんなはサッカーをしている。悔しすぎました。
そんな中チームは、
俺らキーパーが持っていない技術を持っていて熱い気持ちを持っている生方恵翔だったり、3年間で急激に成長し、身体能力抜群の木下蒼也だったり2人とも紛れもなくトップチームの実力であり、
俺の補強ではなく生方恵翔、木下蒼也としてのプレイをしてくれました。ありがとう生方、蒼也
なんでそこに俺はいないんだと絶望もありました
俺があそこにいたらと何度も思いました。
俺が怪我をしていない世界線も見たかったです。
けど親や監督、コーチ、友達や様々な人からの期待と応援がありそこからリハビリを繰り返しここまで来ました。
選手権のピッチには立てませんでしたがベンチでユニフォームを最後に着れて本当に良かったです。
ありがとうございます。
これからまた新たな人生の1歩が踏み出されると思います。
これだけ大きな怪我をして、いい節目ともいえますが、それでも諦めきれないサッカーがありました。
どんだけ悩んでもサッカーがしたいと思えました。
リハビリをめげずにやり続けて復活して、
大学でもサッカーを続けいい意味で暴れまくって名前を広げていきます。
まずは関東大学選抜に選ばれます。
そしてそこでまた山本琉聖と出会います。
サッカー部を通して色んなことを学びました。
仲間と戦いながらも一緒に勝利を目指すこと、
仲間と分かち合う喜びや悲しみ、
色々な挫折を乗り越える力、
全部サッカーから学べました。
やっぱり点が決まった時のあのブワッてなる感覚は最高です。
僕がここまで来れたのは沢山の皆さんのサポートのおかげです。何気ない一言が僕の励みになったり待ってるという言葉が何よりのリハビリの糧となっていました。
けど何よりのサポートは家族の支えです。
家族の支えがあって今の俺があります。
サッカーという素晴らしい環境を与えてくれてありがとうございます。
サッカーは俺の人生です。
夢を追い続けます。
必ずプロサッカー選手になります。
そしてピントさん吉原さん岡田さん、
ここまでGKとして育ててきてくれてありがとうございます。
学べること全部吸収して成長できた気がします
本当にありがとうございました。
またここまでたくさんの先生方にも声をかけて貰いたくさんのエールを貰いました。
本当にありがとうございます。
最後にTリーグ降格 本当にごめんなさい。
俺の力不足です。
情けないです。
最終節に近づくにつれて3年はやる気がないって思わせてしまいました。
けど決して負けたいから負けてるわけじゃないです。
勝つ気でずっといました。
しかしどれだけ頑張っても勝ちには届きませんでした。
けど今の後輩たちの行動力と力強さとサッカーに対する知識や熱があればまたT1リーグに戻ってこれると思います。
応援しています。
本当にごめんなさい。
全国行きたかったです。
俺らが負けることないって思ってました。
圧倒的エースの舟山、
チームの時間を作れるザキ、
スピードとテクニックのるい、
技術で周りを魅了するわたる、
ゲーム支配する中心の松井、
特に武器は無いがなんか強いマイク、
2年とは思えない自信があり頼りになるしお、
試合の展開を察知するせな、
ロングフィードでゴールに近づける阿久津、
スピードとパワーの最強のこうき、
守護神、琉聖、
そしてそれらの周りにいる支えの共に戦ってきたベンチ、最高の感動の応援、負けるわけないって信じてました。みんなと最高の景色を見たかったです。
けど楽しいこと辛いこと、全部含めて
最高の3年間でした。
最高のチームでした。
ピッチ内では喧嘩が絶えないですが、
ピッチ外になると全員が仲良かったです。
本当にこの代のキャプテンをやれて良かったです。
みんなの活躍が楽しみです。
3年間こんな熱苦しくてめんどくさい俺に付いてきてくれてありがとうございました。またみんなでサッカーしましょう。ほんとにプロになります。俺の活躍を見ていてくれ。

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