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引退ブログ第二十八弾「貴重な経験」

僕が大成高校に入学したのは自分が試合に出て全国大会に出場したいと思ったからです。ですが、入学した時は中学まで神奈川でサッカーをしていた自分には知り合いもいないし、不安はありました。
1年生になり実際に練習が始まって高校サッカーの基準の高さを思い知りました。ハードで頭を使う練習。全力でやらないとすぐにスタメン争いに負けてしまうような緊張感があり、とにかく向上心をもって活動しました。
東京Unityリーグでは、激しい競走に勝ち試合に出場出来ました。中学とはゲームスピードが全然違うし、一人一人に求められる要求をこなすのが精一杯でしたが、集中を切らさず勝ちきった試合はこれまでにない達成感がありました。そして、1Aというチームで高校サッカーのスタートがきれて本当に良かったと思うし本当に楽しかったです。
そして、念願のトップチームに1年の10月位から昇格することが出来ました。しかし、3年になるまでは試合の出場機会はなく、本気で悔しかったです。全く出場機会がなかったのでサッカーをするのが辛い時もありました。でも、腐らず影で努力しました。また、チームのための仕事なども行い、人として成長することができた時間になりました。
そして、自分達の代になりNBカップがありました。自分にとっては初めての全国基準の大会のピッチに立ってそれなりのプレーができたと思います。チームとしても悪い試合内容ではなく、3年としてこれから始まるリーグ戦や大会がとても楽しみになり、自信もありました。
しかし、思うように行かなかった最後の1年になりました。試合に出場出来ないにも関わらず応援してくれる選手がいる中で、その期待に応えたい、勝ちたいと全員が思っていました。練習でも選手間で話し合ったり、競争したりもしました。選手権も何がなんでも全国に出たいと思っていました。しかし、結果として全国には行けず、リーグ戦も9位に終わりました。とても悔しかった1年です。
ですが、このチームで学んだことは自分の人生でとても大切な思い出になりました。ストイックで最高な仲間たちで、そんな仲間たちとサッカーが出来て良かったしやりきったと思えました。
また、監督やコーチ、応援してくださった方々には感謝しかないです。
3年間ありがとうございました。

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