引退ブログ第二十三弾「叶わなかった目標」

全国高校サッカー選手権大会に出場するため2021年4月8日、僕は大成高校に入学しました。
東京都でもトップのリーグに属する高校に入学するのは正直ワクワクと不安の二つがありました。
高いレベルでサッカーができるワクワク感とその先やっていけるのかという不安がありました。
当時の本音はぶっちゃけスタメンとか余裕でしょとか思っていました。ですが、現実は厳しく周りの選手のレベルの高さに圧倒されて自分の良さがだせなくてチームでは思うような立ち位置にはいれませんでした。練習試合でもスタメンでは出れないし思ったようにはプレーできなくて自分自身にイライラしていました。6月、一年生で最初の公式戦がありました。その時は自分はスタメン組でもベンチ組でもなく残り3枠のベンチを争う立場にいました。公式戦の前日にベンチ入りをかけた試合がありました。元々サイドバックで試合にでていたけど、その試合ではボランチで試合に出ることになりました。正直やったことのないポジションだったので、どのようなプレーをしていいからわかりませんでした。でも、とりあえずがむしゃらにボールを奪いにいったり、誰よりも走っていました。その試合で1得点をとることができ評価され公式戦2試合目からはスタメンの座を奪うことができました。そこから2年生の時にAチームにあがることができました。もっとレベルがあがりボコボコにされることが多かったです。また努力してスタメンの座を奪えると思っていたが簡単ではなく２年生時の公式戦出場時間は合計で30分くらいだったかと思います。その時は悔しい思いがありました。自分の代ではもっと出場したいと思い、あまりやってこなかった自主練をたくさんしました。自主練の成果が実ったのか、３年になってからは怪我以外の試合全てスタメンで出ることができました。そこで努力は大事なんだなぁと思いました。僕が夢見ていた選手権は東京都3位で終わりました。人生でこんなに悔しいと思ったことはありませんでした。だから次、大成高校サッカー部を背負っていく子達にはこのような経験をしてもらいたくないから日々の練習を真剣に取り組み、勝つために仲間に意見をぶつけ合い常に高いレベルでサッカーをやり続けてください
あっという間に1年は終わってしまうので1日1日を大切に！全国行ける日を楽しみに待ってます。
監督やコーチには沢山お世話になりました。
大成高校でサッカーできたことが幸せです。
本当に三年間ありがとうございました。