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引退ブログ第二十二弾「夢を追い続けた3年間」
高校サッカー選手権への出場、そして優勝したい。そんな夢を抱き大成高校に入学して2年半という月日が流れようとしています。この高校生活で自分は身体的な成長はもちろんなんですが1番は精神的に大きく成長できたなと思いました。この大成高校サッカー部に入ってから引退するに至るまで様々な苦境や壁があり自分自身苦しい時期が長く続いてサッカーを辞めたいとモチベーションが低下してしまうことが何度かありました。2年生から自分はトップチームの一員になったのですがこの1年間のほとんどはベンチ外だったと思います。試合に出たくても出られない。出れるとしても今の自分じゃ試合の流れを変えられる存在になるという自信もない、アピールする場である紅白戦では3番手でラインマンに回され、充分なアピール時間を確保できないという立場にいて本当に苦しい時間を過ごしていたと思います。この状況から立ち直るのはかなり時間がかかりました。このままBチームに落ちてやる気をなくして選手として終わっていくんだろうなとかどうせ努力しても報われないなど自分の状況を全てマイナスな方向に捉えてしまって部活はもちろん学業にも影響が出てしまうほど生活に支障が出てしまい全てにおいての活力がなくなっていたと思います。けれどSNSで自分と似た立場に立っていた選手の動画を見た際に心からサッカーが好きで大好きなサッカーで皆んなと喜びを分かち合いたかったからまた立ち直れて努力しようと思えたという言葉を聞いて自分自身部活は嫌になっていたけど心の底からサッカーが大好きで大好きなサッカーを通じて皆んなと一緒にサッカーで楽しんで勝ちたいということを再び思い出すことができてまた努力しようと立ち直れることができました。こんな言葉で立ち直れるんだと思うかもしれませんが当時の僕はこの言葉が本当に胸に響いてこのままじゃ終われないと立ち直ることができたのでオールオッケーです。立ち直ってからは努力の毎日でした。
監督を絶対に見返してやる、そんな気持ちから練習終わりには先輩や仲間と一緒に筋トレに励み、家に帰ってから技術トレーニングをしたりと必死にもがいていたのを今でも覚えています。
夏休みに入ってから遠征が多くあり少なからず試合には出れるので少ない時間でもアピールしてみせつけてやろうと思いながら練習試合に取り組みました。遠征に入る前に努力した成果があったのか自分のコンディションは確実に上がっていて最後の遠征ら辺ではスタメン組に関われるまでになれました。あの時SNSであの言葉を聞いていなければこの結果には至っていなかっただろうしどうなっていたのか想像もつきません。本当にあの言葉には感謝しています。夏休みが終わりTリーグが再開するという中で徐々にですがTリーグの方でも試合に出れるようになってきて残留がかかった大事な駒澤戦。自分は浩太君の代わりとして試合にスタメンで出場することとなり緊張したのを覚えています。残留がかかっているのにエース不在で代わりに自分がでるという状況で試合が始まるまで不安しかありませんでした。ですがチームのためにやるしかないと思って必死に敵にくらいついていたのを覚えてます。1対1で迎えた後半終盤自分のところにいいボールが入ってきてしっかりシュートを決めることができました。あの時はみんなが一緒に喜んでくれて今まで頑張ってよかったなって思えた瞬間の1つでした。努力しても報われない。そんなことないんだなって思えた瞬間でもありました。その試合は2対1で勝利を収めることができ、チームの勝利にも貢献できたことが本当に嬉しくてあのベンチ外だった苦しい状況を乗り越えようと努力した結果が一つの報われた形になったんだと思いました。
2年生の頃の出来事の印象が強すぎたので3年生でのできごとはできるだけ手短にしていこうと思います。
3年生では序盤自分自身すごく調子がよくてゲキサカにインタビューされたり記事になったり本当に順風満帆なサッカー人生を送っていました。俺が抜けないDFなんていないと思ったぐらいです笑
ですがそんな調子もずっとは続かず3年生の中盤、終盤は不調の連続だったと思います。Tリーグにスタメンで出れてもフル出場できない、チームの勝利に貢献できない、そんな苦しい状況を送っていました。調子が良かったあの当時を知っていたからこそ自分はもっとできるという気持ちがより自分を焦らせ、より苦境に立たせていたと思います。この3年間選手権に絶対出る、そんな気持ちで努力してきました。ですが2年生の頃に報われた当時とは違い簡単には報われませんでした。そして最後の選手権である準決勝の修徳戦、スタメン出場したはいいものの1対2の負けている状況で前半で交代を命じられ、悔しい気持ちを持ったままベンチに下がりました。試合中でしたが本当に悔しくてベンチ1人で泣いていたのを覚えています。そして最終的なスコアは1対2での敗戦。
自分はベンチでチームメイトを見守ることしかできずにただ俺らの選手権は終わったという信じ難い結末にただ絶望して受け入れられませんでした。今でもSNSで選手権関連の動画が流れてきた際には悔しさがこみ上げてきます。ですがこの悔しさを晴らすには大学で報われるしか方法はありません。なので努力し続けます。
この3年間苦しいことが多くて嫌になることが大半でしたがその中でも忘れられない喜びや楽しさがあったからこそ最後までやり通せたと思います。その喜びや楽しさをくれたのは紛れもなくチームメイトのみんなです。
本当にみんなには感謝してます。
皆んなと一緒にサッカーできて良かったです。ありがとう。
そして家族の皆んな、毎日働いてくれたり美味しいご飯をつくってくれたり、ありがとうございました!また大学で努力するつもりですのでまたお世話お願いします!この3年間で学んだ報われるまで努力することを大学でも活かしていきます。
ここまで読んでくださりありがとうございました!