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引退ブログ第十一弾「私のサッカー人生」

私はサッカーの推薦でこの大成高校に入学しました。
自宅は2時間ほどかかるところにあり、生活に慣れるところからのスタートでした。
中学校でも目立った成績は全く残していなかった自分は不安とこれからの自分への期待の気持ち半々で入学してきたと思います。
入学した当時は1Aでプレーしていました。当時は自分の不甲斐なさ、無力さに実感させられる日々でした。みんなとの距離、接し方もうまくわからず何もできない辛い日々でした。他のみんなはどんどん仲良くなっていくのをただただ見ているだけでした。そんな自分が1Aに残れるわけもなく、当たり前のようにカテゴリーを落とされてしまいました。もちろん辛い気持ちはありました。悔しさ、惨めさもちろんありました。けど、落ちて当たり前だ、という気持ちが一番大きかった気がします。周りからしても同じだったと思います。
そして、1Kでプレーを続けることになりました。
1Aの時より出場機会が多くもらうことができ、そこではそこそこ活躍していた気がします。楽しかったです。活躍だけが私にとってモチベーションでした。上のカテゴリーに行きたいという気持ちはその時から薄れ始めていたのかも知れません。
2年生になると、Cカテゴリーになりました。
そこでは自分の強みが何かを見失い何も出来ず、高校サッカー生活の中で一番辛い期間でした。また、レベルの高い3年生に差を感じ、すぐにDカテゴリーに落ちてしまいました。3年生になってもカテゴリーを上げることは出来ず辞めたいと思ったことも何度もありました。この時上がりたいという気持ちはありましたが、心の中では上がれるわけないと自覚していました。当時モチベーションはもちろんありません。
しかし、Dカテゴリーでも最後まで続けることができました。理由は一緒に勝利に向かって戦ってくれる仲間がいること、3年生が続けてくれたこと、1.2年生が躍動してくれたこと、そして、サッカーが好きである。これに尽きると思います。
終わってみれば最後の最後まで楽しかったです。一緒に戦った仲間、コーチ、監督、スタッフの方々には感謝しかないです。
しかし、やっぱり悔しいです。上のカテゴリーで戦ってる人が羨ましいく、憧れでした。まだ仲間とサッカーしてたかったです。
1.2年生には後悔してほしくないです。最後の最後まで上を目指して戦って欲しいです。
私は大成高校のサッカー部の中で下から数えた方が早いくらいの選手でした。それは何においてもです。体は細く当たり負けするし、技術も上手い人からしたら平凡以下、体力がすごくあるわけでもない。しかし、最後まで続けて良かったです。この経験はこれからの人生で必ず役に立ち、私の財産です。

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